私が不動産の仕事でしていることは営業ではなく、カウンセリング
お部屋探しの時、私がすることは営業ではなくカウンセリング。
お客様がご来店。
お部屋探しをする時、最初に条件を色々聞く。
「家賃」「間取」「場所」
これが、一番大きなポイント。
この条件に合ったものの中から色々とピックアップして、ご案内が通常。
ただ、これを聞くだけなら、条件を紙に書いてもらうだけでいい。
問題は、この後、どれだけお客様の話を「聴く」ことが出来るか?
不動産のお部屋探しは、ここが一番重要なポイント。
「何故、お部屋探しをするのか?」
一番重要なのはそこ。
転勤、結婚、離婚、再婚、実家を出て一人暮らし、etc・・・・
お部屋探しをする理由は本当にいっぱいある。
どこまでお客様の本音を聴くことが出来るかで、そのお客様にあったお家の紹介が出来る。
「離婚した場合」と「今から離婚する場合」
これは、同じようで全然違う。
「お仕事はしているのか?」
「契約は誰の名前でするのか?」
「誰と一緒に暮らすのか?」
「お仕事をしていないなら預貯金はあるのか?」
などなど、その状況に応じて聞かないといけないことがどんどん出て来る。
離婚を考えていてそれがDVなどの場合は、お部屋探しではなく「シェルター」を薦める。
開業して今年で5年になるが、離婚の相談は非常に多い。
一口に離婚と言ってもそのパターンは、個々それぞれで同じものは一つとしてない。
その条件に合ったお部屋は、家賃、間取、場所だけでは決められない。
だから、お部屋のご案内よりも最初のカウンセリングが大事なのだ。
ここで色々と話を聴き、「今、お部屋探しをしない方がいい場合」や「賃貸よりも土地を買って家を建てた方がいい場合」や
「中古の家を買った方がいい場合」や「中古のマンションを買った方がいい場合」など、出て来ることもある。
最初、賃貸のお部屋探しでご来店。
その後、賃貸ではなく、お家を購入というお客様もいる。
だから、「何故、お部屋探しを考えているのか?」は本当に大事。
そして、色々話を聴いた後、私のお店で扱っているお部屋よりそのお客様にとって、良い物件があれば、よその不動産屋さんに行ってもらうこともある。
私の不動産工房ゆくはしは、そんなお店。
福岡県行橋市で不動産業の他、インスタグラムセミナーや相続お茶会を開催。
ネットのコミュニケーション歴は、24年。
メーリングリストから始まり、ブログ、掲示板、Facebook、Instagramで多くのファンを獲得。
特にInstagramはフォロワー1万人超えとなり、そのノウハウやツールをセミナーで教えている。
大事にしていることは、ネットの向こうの人は生きている生身の人。
また、本業の不動産業から派生する相続問題を分かりやすく伝えるメルマガを夫と一緒に発行している。
福岡県行橋市出身。
夫1人、こども2人、母の5人家族。
父が亡くなり、母との確執の中、心理学に救いを求める。
だが答えは、外にはなく自分の中にあることを知る。
仕事上、離婚の相談は多く、家探しだけでなく身の上相談もよく持ちかけられる。離婚、再婚経験者でもあり、経験者としてのアドバイスはお客様に喜ばれている。
息子の発達障がいをきっかけに、言わないだけで障がいを持っている子供を持っている親が多いことに気づく。
それが「相続」や「お金」に絡み、いつか困ったことになる。
情報を持つものが最後は勝つ。