ランドセルを忘れても生きてるだけで丸もうけ

困ってないなら問題ない。

困っているかもしれないと思うのは、私の考え。

実際に困っているかどうかは、本人にしか分からない。

注意欠陥多動性障害の息子は現在、中一。

小1の時にWISCの検査をし、病院に行き、診断名がついた。

今は飲んでいないが、薬を飲んでいた時もある。

今日から始まる学校。

それに合わせて、昨日、新しい筆箱もシャーペンも消しゴムも買い、準備した。

それなのに、朝になったらカバンを忘れて学校に出かけてしまう息子。

忘れ物が多いため、小学校の時は、全部の教科書を学校に置いていた。

多分、中学校でもそのパターンになりそうだ。

昨日、消しゴムを買う時、消しゴムを買うかどうかを非常に悩んでいた。

なぜなら、消しゴムをなくす可能性が高いから。

でも、消しゴムは必要とは思っている。

どうしよう?

ということで、消しゴムらしくない消しゴムを買うことで決着した。

一見、消しゴムっぽくないけど、しっかり消しゴム。

これをなくさない保証はないけど、とりあえず消しゴムは買えた。

本人は、「自分はよくモノをなくす」ということは分かっている。

小学校の時、消しゴム、鉛筆、傘、などは一度に何個も買っていた。

これらは本当によくなくす。

シャーペンは、本人が「書き心地のいいのが欲しい」というので、一本、600円位のを買った。

なくさないでくれたらいいが、これもまたなくす可能性は高い。

定規も本人の希望の定規を買ったが、これもいつまであるか・・・・・

分度器や三角定規も小学校の時、何個も買った。

そして、中学校でもいるだろうからまた買わないといけない。

きっと、これって、発達障がいあるある。

これ、今では「なくすのが分かっているから多目に買おう」と親も思うが、発達障がいだと分からなかった時は、

叱りまくったし怒鳴りまくった。

「何故、買ってもらったものを大事にしない!!!」と怒りまくった。

息子がもしかして、発達障がいかもしれないと考えた時、私たち親はありとあらゆる情報を調べた。

本も読んだし、ネットも漁った。

そして、出た結論は、夫も私も程度の差こそあれ、同じだということ。

私より夫の方が息子に近く、夫も多分「注意欠陥多動性障害」

この障がいは、忘れものが問題なのではなく、小さいうちは「死なないようにする」ことが大事。

簡単に言うと、「注意することが出来ない」→「車に気を付けることが出来ない」

命に関わる危険に注意することが出来ないのだ。

ここをクリアするのに苦労する親は本当に多い。

車に気を付けることが出来るようになったら、今度は、「車のドアを開ける時」が非常に危険になった。

だから、かなり息子が大きくなるまで、息子に車のドアは開けさせなかった。

何故なら突然、車のドアを「バーン!!」と開けたら、隣の車にぶつかるから。

こうして、少しづつ息子も成長してきた。

ということを書いていてやっと気づけた。

最初から出来た訳ではなく、色々なことを少しづつクリアしてきた。

学校にカバンを忘れて行くことはこの先も度々あるだろう。

でも、それは大したことではない。

ランドセルを忘れても生きてるだけで丸もうけ。

周りから見て、困っているように見えるのと、本人が実際に困っているかどうかは別問題。

目から鱗だが、確かにそうだ。

 

 

ランドセルを忘れても生きてるだけで丸もうけ” に対して2件のコメントがあります。

  1. 池田留美子 より:

    こちらでも宜しくお願い致します。

    1. 岡本くみえ より:

      留美子さん、ありがとうございます(#^.^#)
      よろしくお願いいたします♡

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